2020年5月2日

日向山岩上神社の石神・岩神・鎮座石(滋賀県栗東市)


滋賀県栗東市 六地蔵-伊勢落

岩上神社と、山頂の岩盤の祭祀


日向山(にっこうやま)は、別名を多喜山(たきやま)とも呼び、栗東市の北東部、地理的には野洲川の南岸にそびえる。
標高222.9mの里山で、麓からはお椀を伏せたような端正な山容を見せる。また、野洲川を挟んだ北には、近江富士の美称で知られる三上山を仰ぐことができる。

この日向山北麓には現在、岩上(いわがみ)神社が鎮座している。
舟杉眞理子氏の調査(『栗東の歴史』1988年所収)によると、岩上神社はもともと日向山の山頂に鎮座していたといい、15世紀末に社が焼亡したため永正元年(1504年)に山麓に遷座したと伝えが残る。

岩上神社旧社地となる日向山頂上には岩盤が露出している。




これは「石神」とも「岩神」とも「鎮座石」とも呼ばれていたことが、古記録に記載のあることから判明している。岩上神社の社名はここに由縁するのだろう。

一つの岩石に、三種類の名称をもつというのも特徴的だが、「石神」と「岩神」は同一の意味を持つ語として括れ、それは社名の「岩上」とも同音だ。
一方で「鎮座石」という名称には、磐座的な意味も込められていると言える。岩神は、岩上に鎮座するという意味合いにも転化しやすい。

よって、本例は岩盤を神そのもの(石神)とみなす人々もいれば、神が鎮座する時の一時的な「座所」(磐座)とみなす人々もいたのだろう。それは、時間軸(年代ごとでの岩石の位置づけ)と空間軸(同時代での信仰者の認識の違い)によるグラデーションと捉えて良い。

このあたり、石神と磐座が後世的にない交ぜになりやすいことを示す好例と言えるだろう。

また、舟杉氏は「日向」「多喜=焚き=火焚き」の山名から、太陽に関する信仰・祭祀の地だったのではないかと推測しているが確証に欠ける。

探訪報告-岩盤の現状に関して-


現地の状況について報告する。
前掲写真のとおり、岩肌はかなりボロボロに風化しており、平面的な広がりはあるものの視覚的に目立つ存在とは言い難い。

理由の一つとして、日向山には多喜山城という山城が築かれていた事実が挙げられるだろうか。

多喜山城は文献記録がない山城だが、山中には土塁や曲輪の跡など山城の痕跡が残っており、織田家による築城とも推測されている。
織田家の築城はおよそ1570年代と想定されるので、伝承上ではあるが、すでに日向山岩盤をまつる岩上神社が1504年に山麓へ移った後となる。

神社の手を離れた岩盤であるから、なおのこと、築城時に山頂岩盤に改変の手が加わった可能性がある。
このような改変・風化浸食を考慮すると、元来の山頂岩盤はもっと視覚的に大規模な存在だったのかもしれない。

ちなみに、山頂岩盤の上には現在小祠が建てられている。こちらは岩上神社ではなく、江戸時代になって地域の人々が雨乞いのために勧請した竜神社といわれている。
岩上神社とは別系統の信仰によるものの、あえて岩盤の上に祠を建立したあたり、岩盤に対する特別視あるいは神聖視が再来または継続していた可能性も言及しておきたい。

参考文献


  • 舟杉眞理子「祭祀と信仰」 栗東町編さん委員会編『古代・中世編』(栗東の歴史 第1巻) 栗東町役場 1988年
  • 「多喜山城」(栗東市発行リーフレット)


2020年4月26日

鞍馬山の岩石信仰(京都府京都市)


京都府京都市左京区鞍馬本町

翔雲台 ~経塚石材を尊天降臨の聖跡に置く意味~


鞍馬寺は、8世紀末に鑑真の弟子・鑑禎が毘沙門天をまつり、北方守護の霊地として始まったのが元とされる。
その後、寺の主体は天台宗から真言宗派に代わり、またしばらくして天台宗に戻り、戦後になって鞍馬弘教総本山として再出発した。
このような複雑な経緯も重なり、現在、鞍馬寺の本尊は毘沙門天王・千手観世音菩薩・護法魔王尊の三尊であり、これらを「尊天」として奉じている。

その鞍馬寺本殿金堂の前に、朱塗りの手すりと注連縄で囲われている空間がある。これを翔雲台と呼ぶ。
都の北方守護のため、本尊が翔雲台に降臨したという。



翔雲台の中心に、1枚の平板状の石が置かれているのが目に留まる。

翔雲台は本尊の降臨した聖域であるということから、その中心にある石はもしかして磐座と早合点してしまうが、さにあらず、付属看板によれば大略「本殿金堂裏から出土した、平安時代の経塚を構成していた蓋石をここに安置したもの」だという。

なぜ、経塚の石材を本尊降臨の聖跡空間の中に置いたのかはわからないが、岩石が置かれることでその空間一帯の視覚的な感覚は明らかに変容する。示唆的な行為と言える。

経塚における蓋石の用途とは「神聖な経文を納め、その空間の中が神聖であることを示すゲートとしての石」であり、また、「神聖な経文を外に出さないように物理的・宗教的に封じる石」だったとも解釈される。
その意味において、この石は翔雲台に置かれる前から「ただならぬ岩石」だったのであり、その歴史性と霊性をもって現在地で単なる石材・史跡以上の意味付けを有しているのではないかと思われるのである。

義経の背比べ石


本殿金堂から奥の院魔王殿に至る山道の途中に、高さ1.0m~1.5m程の「義経の背比べ石」が残る。


由来は、源義経が兄の頼朝に追われ奥州に逃れる時、若き日を過ごした鞍馬に名残を惜しみ、この石と自分の背丈を比べたという。

背比べ石の近くに、義経を護法魔王尊の脇侍「遮那王尊」としてまつる義経堂があることから見れば、少なくとも現在の鞍馬寺は、義経を信仰対象として神聖視している。

その点から、背比べ石は信仰対象たる義経の聖跡としてあるだろうが、一般の入山者がそう見るとは限らない。
私たちは義経を、信仰対象ではなく悲劇的英雄として、神ではなく人間として見てしまうのではないだろうか。義経を信仰していない立場の人からは、歴史上の人物の記念物として位置づけられる側面もあるだろう。

魔王殿の「磐座」について


鞍馬寺の奥の院は魔王殿と呼ばれ、鞍馬寺の祭る尊天の1つ、護法魔王尊をまつる。

鞍馬寺といえば、若き日の義経が天狗に鍛えられたという古刹だが、その一方で「650万年前、金星から人類救済のため魔王尊が降臨して云々」という、通常の寺院には見られない特異な体系を持つ寺として、スピリチュアル系でも注目される聖地が魔王殿だ。

念のため、この伝承は、戦後になって創られた鞍馬弘教の教義として改めて構築されたもの。当時、ニューウェイブの宗教哲理として世界的に大きな影響力を持っていた「神智学」の語る世界観にならって、鞍馬信仰を再構築したものであるといわれている。

冒頭で述べたとおり、鞍馬寺は平安京の北方守護のために千手観世音がまつられたといういわれをもつことから、鞍馬寺の護法魔王尊も、北方守護をする「魔王天王」としてまつられるようになったのが元々の始まりではないかと思われる。

そして、その護法魔王尊が降臨したとされる「磐座」が、魔王殿に広がる岩盤の群れである(どのような記録に「磐座」と明示されているかははっきりしない)。

魔王殿拝殿。この奥に露岩群が広がる。

魔王殿本殿を取り囲む露岩群。岩盤の上に本殿が建つ。

露岩群の様子

魔王殿の拝殿から本殿を望むと、本殿下の地表面に、鞍馬山を構成する石灰岩の露頭が無数に林立しているのが確認できる。この限られた範囲内にだけ岩頭が集在している状況というのも特徴的だ。

現在、本殿と露岩群を取り囲むように玉垣が作られており、直接に立ち入ることはできず、拝殿から拝むかたちとなる。
奥の院という位置付けや、露岩群を含めて結界標示をおこなっている点を考えると、たしかに現状は「磐座」にふさわしい神聖視の扱いだと言える。

しかし、歴史的にどうだったかといわれると不明点が多い。
「650万年前に金星から」や「創造と破壊の神」などは戦後の鞍馬弘教の影響であること疑いないが、魔王尊自体は仏教世界に存在している。
また、翔雲台の例を見れば、平安京守護のために神を降臨させたという伝承は鞍馬に深く根付いていることから、魔王殿の露岩群に鞍馬信仰の初源の可能性を探る必要性はじゅうぶんあるだろう。

2020年4月22日

貴船神社の岩石信仰(京都府京都市)


京都府京都市左京区鞍馬貴船町

鞍馬山と貴船山の狭間を流れる貴船川のほとりに鎮座し、水神・高龗神(タカオカミノカミ)をまつる水の聖地である。
一説では、古くは賀茂雷別神社の奥宮とも位置付けられてきた。

創始伝承は二系統あるようで、一つは、神武天皇の母である玉依姫命が難波の淀川から船に乗り、そのまま鴨川、貴船川と川を上っていき、水源となるこの地に高龗神を奉祭したというものである。
もう一つは、高龗神が神社裏にそびえる貴船山中腹にある「鏡岩」に降臨し、そこから山麓の貴船神社が創始されたというものである。

船形石


貴船神社奥宮(元来の鎮座地)の社殿傍に「船形石」という、直方体状に石積みがなされた構造物が目にとまる。
前述の玉依姫命が、川を上るときに乗っていた船を積石で秘匿したものであると信じられ、これが社名の貴船に由縁するともいう。


長さ10m、幅4m、高さ2m程で、確かに中に小船が入っていてもおかしくない規模だが、その成立年代は知る由もない。石積みの構造や加工の在り方を見る限りでは、古代にさかのぼる石積みとは見受けられない。

祭神の移動・鎮座の歴史を示す聖跡であると同時に、後世においては、船形石の小石を持って帰れば航海安全・交通安全の霊験をも有するようになった。

鏡岩


創始伝承に登場する「鏡岩」は貴船山の中腹にあるというが、貴船山自体が聖山として禁足地になっているため、実際に目にすることはできない(道らしい道もないとのこと)。
ただ、貴船神社発行の昔の社報にはその鏡岩の写真が掲げられたことがあるといい、神社ホームページに画像も掲載されている。定期的に神社関係者によって確認がなされている存在なのだろう。

写真を見るかぎり、岩全体の規模は不明なものの、複数の岩石が積み重なったもので、その石積みの隙間として、中央には室のような空洞になった部分が見られる。
鏡岩という名称から、鏡のような平滑光沢面を持った岩石なのかと思うところだが、全体が苔むしているので鏡面は確認できない。

この鏡岩の名の由来だが、まさに「光沢を持っていた岩だったからこそ鏡岩の名が付いた」といういわれの他に、「水神の怒りに触れた従神が、この岩に来て屈み(=かがみ)隠れながら平伏したから、屈み岩=鏡岩の名前が付いた」といういわれもある。

岩に光沢面があるかどうか不明なので、どちらが語源なのかについては決めがたいが、前者の伝承からは「岩自体が、神を降臨させるに相応しい外形聖性を持つ岩だった」ということが伝わり、後者の伝承からは「水神とコミュニケーションが取れる媒体として、この岩が描かれている」ということが読み取れる。

現在でこそ人の立ち入らない場所となっているが、祭神は当初鏡岩に降臨したということで、社殿創建前まではこの鏡岩が祭祀の場だったことがうかがわれる。
この鏡岩が山頂ではなく中腹にあるというのも、神の世界たる山頂にまで足を踏み入れず聖俗の境界として山腹の岩石を見出したという点で理解できる。

また、鏡石の前では今では定期的な祭祀が執り行なわれていないため、磐座としての純粋な機能は終えていることにも注意したい。
現在の鏡石は「昔、神霊の降臨する磐座だった」という聖跡に変容していると捉えるのが適当だろう。

つづみが岩


本社から奥宮に至る道の途中、奥宮の入口にある鳥居の横に、大きな岩が目に入る。
これがつつみが岩で、高さ4.5m、胴回り9mの規模を誇る。


由来は、貴船で採れる代表的な貴船石の特徴を持つ名石であるということから、社前で大切に安置されているという話である。
岩の名称は、鼓の形状に似ていることから取った名前で、他の自然石とこの岩を区別するために特別視した証である。

天の磐船


本社と奥宮の中間地点に、縁結びの霊験で有名な結社(ゆいのやしろ)がある。
その境内に置かれているのが「天の磐船」である。


名前を聞くと仰々しいが、これは近くの山奥から採出された船形の自然石を、ある篤信者の方が神社に奉献してこの名を付けたというものである。
捧げ物としての岩石である。

石庭「天津磐境」


本社の境内に「天津磐境」と名付けられた石庭がある。
これは、昭和40年に作庭家である重森三玲氏が作った庭園で、名前の通り、社殿祭祀以前の自然物祭祀の形である磐境祭祀をモチーフに作ったものである。


伝承にある貴船を意識して、船形に貴船石を直立させて並べ囲み、その磐境の中に常緑樹である榊を植え、その榊を神の降り立つ対象(=神籬)として見立てるといった構造で、まさに磐境祭祀の典型的な様式を忠実に再現したものと言える。
磐境祭祀の在り方を目に見える形で学べる庭園とも言えるだろう。

石庭の源流は、人為的・自然物に関わらず、こうした岩石信仰から端を発するものだとする解釈があり、美と聖の境界線を体感できる事例でもある。

蛍岩


貴船神社本社から叡山電鉄貴船口駅までの道路脇にある丸っこい巨岩を蛍岩と呼ぶ。
この岩の周辺一帯が蛍の名所ということで、言い伝えでは、当地にやってきた和泉式部がここで蛍を見て、和歌を詠んだという話も伝わっている。


蛍岩はそのような「蛍の名所」と「和泉式部の事跡」を伝える旧跡として機能しており、一種のランドマーク、言い方を代えれば人々の記憶のシンボルだと評価できるだろう。

烏帽子岩


本社と蛍岩を結ぶ道路の中間地点で、貴船川を挟んだ鞍馬山の山端にある岩だというが、私が現地で見落としてしまったので実物を確認できていない。

貴船神社にあったパンフレットによると「大宮人が、烏帽子を下して休息した岩」とある。岩自体が烏帽子の形状をしていることによる命名ではないらしい。

また、神社にあった案内板には「参拝者がここで冷水を浴びて、身を清めた」と書かれていたので、烏帽子岩は貴船神社という聖域に入るための境界の一つだったと捉えることもできる。

参考文献


  • 林宏 『鏡石紀行』 中日新聞社 2000年
  • 貴船神社ホームページ http://kifunejinja.jp/
  • 神社発行パンフレット、現地解説板など


2020年4月20日

『日本伝説名彙』石・岩の部 事例リスト


『日本伝説名彙』は、柳田国男監修、日本放送協会編集の単刊本(1950年)である。

実際は、柳田門下の関敬吾氏・石原綏子氏の2名が主に調査・執筆に当たったことが序文で明かされている。

本書では「木の部」「石・岩の部」「水の部」「塚の部」「坂・峠・山の部」「祠堂の部」に章を分けて、全国各地の伝説を収録する。
収録の際の特徴は、たとえば「十三塚」についての伝説であれば、同名の伝説を所在地ごとに固めて一気に紹介する。一つ一つの事例の説明は多分に紙幅の都合で簡潔を旨としている。

「石・岩」の部に限っていうなら、現在、代表的とされるような岩石の多くは収録されていない。また、収録している自治体に偏りが見られ、新潟県糸魚川市・京都府亀岡市など特定の町村の事例数が多い。一方で、ほとんど出てこない自治体が県単位で存在する。
これは調査者の参照元の文献の粗密を表すものであり、つまり、本書は事例集としてはまったく網羅的ではない。これで分布論など語ろうものなら大きな過ちを起こす。

それでは本書は有用ではないかというとそうではなく、一方の傾向として、現在では看過されている伝説が多く収録されているのである。
つまり、過去と現在の研究に断絶が見られる、ということに着目している。本分野において本書は「忘れ去られた仕事」なのである。

そこで今回の記事を作成するわけであるが、事例リストとしてまとめる目的は下記のとおりである。


  • 目次では「石・岩の部」だけ書かれ、その下部階層である各見出しがなく、検索性が悪い(巻末には索引があるが、石・岩以外も混ざるので△)。
  • 本書の紹介順は、編者によって何となく似たタイプの石順に並べられているようだが、石の名前のあいうえお順などの法則性はなく、特定の石を参照したい場合、とても探しにくい。
  • そこで、ここでは本書の「石・岩の部」に収録された各岩石のリストを書き出すことで、後学の参照の便を高めることを目的にしたい。
  • 一言でいえば、自分用の覚書。


検索性を主目的とするため、ページ順に紹介していく。
また、以下に記す所在地名は本書第2版刊行時(1971年版)の記載のままとするので、自治体合併前のものが多く含まれることを了承されたい。

おがり石

  • 秋田県仙北市

力石

  • 宮城県藤里町
  • 栃木県葛生町
  • 東京都八王子市
  • 長野県松本市
  • 長野県小海町
  • 京都府亀岡市
  • 和歌山県田辺市
  • 兵庫県姫路市
  • 岡山県作東町
  • 大分県竹田市
  • 熊本県中央村

重軽石

  • 岐阜県太田町
  • 徳島県徳島市

何石

  • 静岡県沼津市
占石

  • 愛知県豊川市
  • 長野県白馬村

姉子石

  • 山形県鮭川村

袂石

  • 群馬県榛名町
  • 長野県佐久市
  • 三重県志摩郡
  • 兵庫県神戸市兵庫区

手玉石

  • 新潟県糸魚川市

手鞠石

  • 福岡県甘木市

礫石

  • 愛知県八名郡
  • 愛知県南知多町
  • 三重県飯高町
  • 兵庫県神戸市兵庫区
  • 岡山県久米町
  • 広島県駅家町
  • 福岡県篠栗町
  • 福岡県早良町

投合石

  • 滋賀県湖北町

米粒石

  • 長野県山内町

馬洗米石

  • 新潟県糸魚川市

寸倍石

  • 東京都台東区浅草

手投石

  • 静岡県伊東市

丈競石

  • 福岡県甘木市
  • 長野県佐世保市

背競石

  • 京都府京都市左京区
  • 福岡県直方市

信濃石

  • 埼玉県都幾川村

抛石(岩)

  • 長野県戸倉町
  • 三重県度会郡二見町
  • 兵庫県宝塚市
  • 兵庫県西宮市

投上石

  • 高知県長岡郡~土佐郡境

橋杭岩

  • 埼玉県坂戸市
  • 和歌山県西牟婁郡串本町
  • 徳島県阿南市

立石(岩)

  • 新潟県能生町
  • 長野県南佐久郡南相木町
  • 長野県塩田町
  • 山梨県大月市
  • 石川県津幡町
  • 兵庫県明石市
  • 岡山県新見市
  • 岡山県中央町
  • 熊本県西合志町

退石

  • 三重県度会郡二見町

動石

  • 長野県梓川村
  • 香川県大川郡志度町

揺ぎ石

  • 長野県塩尻市
  • 奈良県東吉野村
  • 岡山県久米南町
  • 広島県芦田町
  • 徳島県池田町

辷(滑)石

  • 岩手県藤沢町
  • 長野県臼田町
  • 岐阜県山岡町

呼ばわり石(岩)

  • 福島県西白河郡小田川村
  • 静岡県御殿場市
  • 岐阜県恵那市
  • 愛知県北設楽郡設楽町

三声返し

  • 山梨県甲府市

おらび岩

  • 福岡県八女郡矢部村

呼石

  • 福島県船引町
  • 広島県世羅西町
  • 広島県甲田町

ほいほい石

  • 青森県浪岡町

鸚鵡石(岩)

  • 東京都青梅市
  • 長野県中川村
  • 静岡県熱海市
  • 愛知県渥美町
  • 滋賀県高島町
  • 三重県青山町
  • 三重県伊勢市
  • 和歌山県本宮町
  • 長野県高遠町
  • 山梨県韮崎市

山彦石

  • 長野県北安曇郡美麻村

物岩

  • 新潟県糸魚川市

雑談岩

  • 長野県松代町

声石(岩)

  • 長野県南木曾
  • 岡山県勝田郡公文庄長内村

鳴石

  • 長野県北佐久郡
  • 石川県門前町
  • 滋賀県浅井町

唸石

  • 愛知県師勝町
  • 愛知県碧海郡

囀石

  • 群馬県中之条町

籰繰石

  • 広島県阿佐郡高陽町

碁鳴石

  • 福島県田村郡片曾根村

参詣石

  • 新潟県新発田市

土器石

  • 石川県穴水町

灯明石(岩)

  • 長野県南佐久郡南牧村
  • 長野県諏訪市
  • 岡山県大東村

明星岩

  • 長野県木曽郡(旧西筑摩郡日義村)
  • 石川県穴水町

拝石

  • 福島県福島市
  • 大阪府大阪市東成区四天王寺
  • 岡山県建部町
  • 山口県徳山市

影向石

  • 神奈川県鎌倉市
  • 滋賀県米原市

誕生石

  • 長野県岡谷市
  • 大阪府大阪市住吉区
  • 愛媛県越智郡大島泊村

子得岩(こうるいわ)

  • 三重県志摩郡四疋田村
  • 三重県松阪市

子守石

  • 島根県松江市

産石(うみいし)

  • 群馬県中之条町
  • 福井県小浜市

産石(うまれいし)

  • 福井県朝日町

産湯石(うべし)

  • 宮崎県高原町

孕石

  • 静岡県西伊豆町
  • 静岡県掛川市

子産石

  • 岡山県加茂川町

子持石

  • 福島県福島市
  • 長野県更埴市
  • 長野県松本市
  • 静岡県三島市
  • 静岡県沼津市
  • 福岡県新宮町

亥子岩

  • 三重県南牟婁郡

子安石

  • 兵庫県神戸市兵庫区

子抱石

  • 愛知県南設楽郡鳳来町

疣石

  • 長野県東村
  • 長野県立科町
  • 長野県小海町
  • 長野県諏訪市
  • 長野県高森町
  • 長野県北安曇郡池田町
  • 長野県穂高町
  • 石川県七尾市
  • 岐阜県岩村町
  • 愛知県豊橋市
  • 愛知県岡崎市
  • 広島県白木町・向原町
  • 福岡県嘉穂町

疣洗石

  • 福岡県前原町

疣取石

  • 愛知県名古屋市守山区

腰掛石(岩)

  • 青森県南部町
  • 岩手県紫波町
  • 宮城県宮城郡
  • 宮城県栗原郡梨崎村
  • 福島県三春町
  • 新潟県笹神村
  • 新潟県真野町
  • 長野県白馬村
  • 長野県辰野町
  • 長野県茅野市
  • 長野県立科町
  • 山梨県東山梨郡三富村
  • 静岡県三島市
  • 石川県輪島市(旧河原田村)
  • 石川県輪島市(旧輪島町)
  • 石川県石川郡(旧白峰村)
  • 愛知県豊橋市(中八町)
  • 愛知県西加茂郡小原村
  • 愛知県東春日井郡旭町
  • 愛知県海部郡蟹江町
  • 愛知県南知多町
  • 愛知県豊橋市(老津村)
  • 愛知県宝飯郡
  • 福井県福井市(藤島村)
  • 福井県金津町
  • 福井県永平寺町
  • 福井県福井市(旧石場)
  • 滋賀県米原町
  • 滋賀県木之本町
  • 滋賀県大津市
  • 奈良県奈良市(旧田原村)
  • 奈良県奈良市(手向山八幡)
  • 奈良県宇陀郡御杖村
  • 京都府南桑田郡千代川村
  • 大阪府豊能郡
  • 兵庫県川西市
  • 兵庫県明石市
  • 兵庫県姫路市
  • 兵庫県武庫郡小田村
  • 兵庫県加古川市
  • 兵庫県三木市
  • 岡山県邑久郡牛窓町
  • 岡山県岡山市
  • 岡山県灘崎町
  • 岡山県久米南町
  • 岡山県北房町
  • 岡山県奥津町
  • 香川県牟礼町
  • 徳島県脇町
  • 徳島県三郷村・木屋平村
  • 島根県羽須美村
  • 広島県福山市
  • 愛媛県宇摩郡土居町
  • 福岡県遠賀町
  • 宮崎県西諸県郡小林村細野
  • 佐賀県小城町
  • 長野県波佐見町
  • 長崎県下県郡豊玉村
  • 熊本県城南町

対面石

  • 山形県山形市
  • 静岡県清水町
  • 大阪府豊能郡

かんがみ石

  • 奈良県生駒郡平群村

休石(岩)

  • 宮城県石巻市
  • 福島県福島市
  • 長野県小谷村
  • 長野県富士見町
  • 長野県中込町
  • 静岡県中伊豆町
  • 岐阜県揖斐川町
  • 愛知県北設楽郡名倉村西納庫清水~川口~月ヶ平
  • 奈良県宇陀郡御杖村
  • 和歌山県川辺町
  • 岡山県柵原町
  • 岡山県作東町
  • 岡山県新見市
  • 岡山県笠岡市
  • 鹿児島県日置郡西市来村

立場石

  • 徳島県海部郡

要石

  • 茨城県鹿島郡
  • 静岡県駿東郡原町
  • 長野県塩田町
  • 石川県輪島市
  • 和歌山県日高郡南部町
  • 島根県平内市

汐止石

  • 広島県新市町
  • 愛媛県壬生川町

御座石

  • 長野県立科町
  • 長野県上田市
  • 長野県諏訪郡永明村
  • 山梨県高根町
  • 静岡県清水市
  • 大阪府堺市

みくら石

  • 長野県白馬村

御前石

  • 福井県今立郡南中山村

神座石

  • 長野県富士見町

高座石

  • 山梨県北巨摩郡
  • 兵庫県西宮市

坐禅石

  • 石川県門前町
  • 静岡県静岡市
  • 愛知県新城市
  • 京都府亀岡市

坐女石

  • 愛知県南設楽郡

座石

  • 宮城県名取郡

沓石

  • 神奈川県小田原市
  • 長野県諏訪郡
  • 福岡県中間市

木履石(ぽくりいし)

  • 愛知県豊橋市

沓脱石

  • 徳島県徳島市

草履脱石

  • 岐阜県岐阜市

駒繋石

  • 福島県会津若松市
  • 新潟県川西町
  • 奈良県橿原市
  • 兵庫県神戸市

牛繋石

  • 熊本県玉名市

鞍掛石

  • 宮城県栗駒町
  • 福島県白沢村
  • 長野県臼田町(旧青沼村)
  • 長野県臼田町(旧切原村)
  • 長野県富士見町
  • 岡山県高松町
  • 福岡県前原町

笈掛石

  • 宮城県一迫町
  • 滋賀県堅田町
  • 新潟県西蒲原郡

馬鞍石

  • 石川県小松市

馬石

  • 福岡県前原町

白竜石

  • 大阪府箕面市

天馬石

  • 徳島県小松島市

竜馬石

  • 兵庫県川西市
  • 愛媛県久万町

鬼の杖石

  • 山梨県大月市

杖石

  • 岐阜県吉城郡上宝村

錫杖石

  • 大阪府箕面市

杖の跡石

  • 岡山県津山市

御舟石

  • 群馬県高崎市
  • 長野県佐久市

舟岩

  • 奈良県山辺郡山添村
  • 島根県大東町
  • 福岡県福岡市

船繋石

  • 長野県戸倉町
  • 奈良県榛原町
  • 京都府舞鶴市
  • 徳島県鳴門市
  • 福岡県筑紫野町
  • 福岡県二丈町

舟着石

  • 長野県中野市
  • 京都府亀岡市

纜石

  • 岡山県邑久郡牛窓町

姿見石

  • 高知県南国市

鏡石(岩)

  • 宮城県中田町
  • 群馬県桐生市
  • 埼玉県神川村
  • 長野県北佐久郡蓼科山麓
  • 長野県南佐久郡相木村
  • 長野県塩尻市
  • 静岡県韮山町
  • 愛知県渥美町
  • 愛知県豊橋市
  • 愛知県春日井市
  • 愛知県犬山市
  • 福井県今庄村
  • 滋賀県彦根市
  • 奈良県吉野郡天川村
  • 京都府南桑田郡
  • 徳島県徳島市

岩鏡

  • 福岡県糸島郡波多江村

山鏡

  • 三重県宇治山田市

烏帽子石(岩)

  • 長野県諏訪市
  • 石川県小松市
  • 岐阜県岐阜市
  • 兵庫県三田市
  • 岡山県赤磐郡
  • 徳島県小松島市
  • 広島県福山市
  • 福岡県中間市
  • 福岡県若宮町

帽子岩

  • 和歌山県那智勝浦町

兜石

  • 福島県川俣町
  • 長野県南木曾町
  • 長野県南佐久郡臼田町
  • 愛媛県松山市
  • 福岡県福岡市
  • 熊本県阿蘇町

冠石(岩)

  • 岐阜県垂井町
  • 京都府瑞穂町
  • 岡山県津山市
  • 福岡県筑紫郡太宰府町

兜掛石

  • 岐阜県関ケ原町

投冠石

  • 大分県耶馬渓町

鉄漿付石

  • 大分県東国東郡姫島村

化粧石

  • 長野県佐久市
  • 兵庫県平荘町
  • 広島県美土里町

紅付石

  • 福岡県筑紫野町

明神石

  • 兵庫県姫路市

機織石

  • 長野県上水内郡戸隠山中
  • 石川県能美郡鳥越村

布織石

  • 福岡県甘木市
  • 長野県長野市

袴石

  • 新潟県糸魚川町
布栖石

  • 福井県永平寺町

衣干岩

  • 愛媛県今治市

衣掛石

  • 長野県南佐久郡相木村
  • 富山県入善町
  • 福井県小浜市
  • 長崎県下県郡厳原町

袿掛岩

  • 福井県南条町

帷子岩

  • 福島県磐梯町

小袖岩

  • 宮城県加美郡色麻村

俎板石(岩)

  • 石川県能都町
  • 福井県敦賀市
  • 福井県三国町
  • 福岡県嘉穂町

甑石

  • 三重県志摩郡
  • 愛媛県北条町

赤子岩

  • 長野県阿智村
  • 愛知県北設楽郡設楽町
  • 京都府亀岡市
  • 岡山県久米町
  • 島根県羽須美村

子泣石

  • 長野県下伊那郡上郷村

夜泣石

  • 茨城県新治郡
  • 長野県上山田町
  • 長野県南佐久郡臼田町
  • 静岡県榛原郡金谷町
  • 愛知県葉栗郡木曽川町
  • 愛知県新城市
  • 福井県朝日町
  • 福井県南条町
  • 福井県鯖江市
  • 福井県福井市
  • 三重県鈴鹿市
  • 京都府日吉町
  • 高知県鏡村
  • 福岡県大野町

みつご岩

  • 岡山県船穂町

河童石(岩)

  • 三重県志摩町
  • 和歌山県田辺市
  • 和歌山県日高郡南部町
  • 岡山県吉備郡真備町
  • 熊本県天草郡
  • 福岡県鞍手郡小竹町

鍵引石(かぎつびきいし)

  • 長野県立科町

誓文石

  • 長崎県南松浦郡五島

雷石(岩)

  • 静岡県静岡市
  • 愛知県南知多町
  • 石川県能都町
  • 滋賀県甲西町
  • 奈良県奈良市
  • 奈良県橿原市
  • 長崎県下県郡厳原町

手形石

  • 秋田県仙北郡仙南村
  • 長野県諏訪市
  • 長野県豊丘村
  • 長野県小海町
  • 長野県鼎町
  • 山梨県御岳山
  • 兵庫県志方町

足跡石

  • 長野県戸隠村
  • 長野県中野市
  • 長野県真田町
  • 愛知県蒲郡市
  • 愛知県岡崎市
  • 福井県大飯郡佐分利村
  • 広島県白木町
  • 佐賀県諸富町
  • 長崎県小浜町
  • 熊本県阿蘇郡白水村
  • 沖縄県石垣島

馬蹄石

  • 岩手県矢巾町
  • 千葉県江見町
  • 新潟県能生町
  • 神奈川県横浜市金沢区
  • 長野県山内町
  • 長野県信更村
  • 長野県戸倉町
  • 長野県小海町
  • 山梨県大和村
  • 静岡県伊東市
  • 静岡県庵原郡高部村
  • 愛知県額田郡山中村
  • 愛知県渥美町
  • 三重県鈴鹿市
  • 兵庫県神戸市兵庫区
  • 兵庫県志方町
  • 福岡県福岡市
  • 福岡県筑穂町
  • 福岡県筑紫郡太宰府町
  • 福岡県岡垣町
  • 福岡県香春町
  • 大分県大分市
  • 大分県山香町

鹿足石

  • 奈良県天理市

牛の足跡石

  • 広島県世羅町

蹄跡石(へゆいし)

  • 沖縄県石垣島

鬼の足形石

  • 長野県北安曇郡松川村
  • 岡山県総社市

足駄石

  • 島根県平田町
  • 広島県向原町

弁慶岩

  • 岩手県筑波町
  • 岩手県盛岡市
  • 新潟県糸魚川市
  • 福井県大野市
  • 京都府亀岡市
  • 岐阜県益田郡小坂町
  • 福岡県遠賀郡芦屋町

天狗の爪研石

  • 石川県穴水町

天狗の磨石

  • 大分県庄内町

弁慶斧研石

  • 京都府亀岡市
  • 奈良県宇陀郡御杖村

十二石

  • 秋田県阿仁町

七つ石

  • 栃木県小山市
  • 群馬県桐生市
  • 長野県浅科村
  • 長野県臼田町
  • 愛知県小牧市
  • 愛知県一宮市
  • 三重県松阪市

鬼石

  • 青森県下北郡
  • 長野県白馬村
  • 長野県佐久市
  • 長野県茅野市
  • 愛知県東栄町
  • 兵庫県姫路市
  • 岡山県久米南分下二箇山手村
  • 岡山県吉備郡足守町

鬼縛石

  • 福岡県福岡市

縄目石

  • 岡山県鏡野町

狼石

  • 奈良県宇陀郡室生村

山犬石

  • 長野県岡谷市

獅子石(岩)

  • 青森県黒石市
  • 長野県望月町
  • 長野県野沢温泉村
  • 長野県飯田市
  • 福井県足羽町
  • 福井県鯖江市
  • 福井県勝山市
  • 京都府宮津市
  • 京都府京都市左京区

獅子舞石

  • 和歌山県田辺市

獅子垣岩

  • 長野県臼田町

猫石

  • 岩手県雫石町
  • 長野県諏訪地方
  • 石川県江沼郡山中温泉

牛石

  • 福島県川俣町
  • 群馬県佐波郡赤堀村
  • 長野県小県郡
  • 長野県長野市
  • 長野県塩尻市
  • 静岡県清水市
  • 石川県鳳至郡穴水町
  • 愛知県岡崎市
  • 福井県敦賀市
  • 福井県鯖江市
  • 大阪府堺市
  • 広島県久井町
  • 愛媛県東宇和郡城戸村
  • 佐賀県伊万里市

犬石(岩)

  • 福島県福島市
  • 千葉県銚子市
  • 長野県小梅町
  • 長野県飯田市
  • 長野県山ノ内町
  • 岐阜県瑞浪市
  • 岐阜県神岡町
  • 福井県高浜町
  • 岡山県岡山市

猿石(岩)

  • 奈良県明日香村
  • 岡山県柵原町

虎石

  • 千葉県平川町
  • 山梨県甲府市
  • 長野県塩尻市
  • 長野県箕輪町

寅子石

  • 埼玉県岩槻市

虎子石

  • 静岡県駿東郡足柄峠
  • 大分県佐賀関町

鶏石

  • 福島県安達郡嶽下村
  • 栃木県茂木町
  • 和歌山県那賀郡紛河町
  • 愛知県豊田市
  • 大阪府高槻市
  • 鳥取県福部村
  • 福岡県福岡市

鷗石

  • 福島県二本松市

鷹石

  • 宮城県名取郡

蟹甲石

  • 石川県鳳至郡柳田村

亀石

  • 長野県茅野市
  • 石川県小松市
  • 愛知県豊川市
  • 愛知県額田町
  • 福井県福井市
  • 岡山県岡山市
  • 福岡県志賀町
  • 長崎県下県郡厳原町

亀子石

  • 宮城県志津川町

鯰石

  • 福岡県筑紫野町

蛇枕石

  • 長野県長野市
  • 長野県臼田町
  • 愛知県岡崎市
  • 大分県大分市

蛇石

  • 東京都八王子市
  • 長野県小諸市
  • 長野県佐久市
  • 長野県小海町
  • 長野県下伊那郡波合村
  • 奈良県奈良市
  • 奈良県明日香村
  • 福岡県福岡市
  • 岡山県吉備郡足守町
  • 徳島県井川町
  • 愛媛県内子町

はだかす岩

  • 岡山県英田郡西栗倉村

鮭石

  • 静岡県富士宮市
  • 長野県中野市
  • 長野県佐久市
  • 長野県上田市
  • 大阪府大阪市東成区
  • 熊本県新和町

わくど石

  • 福岡県中間市
  • 福岡県添田町

蝦蟇石

  • 佐賀県佐賀市

どんく岩

  • 熊本県五和町

矢祭石

  • 宮城県牡鹿郡

箱石

  • 宮城県磐井郡濁沼村
  • 岡山県奥津町

かろと石(岩)

  • 長野県松本市
  • 和歌山県牟婁町

盤の石

  • 岐阜県吉城郡上宝村
  • 兵庫県神戸市兵庫区

碁盤石

  • 静岡県熱海市
  • 静岡県松崎町
  • 岐阜県神岡町

股引岩

  • 長野県下伊那郡喬木町

味噌滓石

  • 愛知県岡崎市

さや石

  • 福岡県桂川町

傾城石

  • 島根県横田町
  • 福岡県築上郡

遊女石

  • 福島県若松市

瞽女石(岩)

  • 長野県北安曇郡八阪村
  • 岡山県久米町
  • 愛媛県重信町

女房石

  • 福島県平市

望夫石

  • 佐賀県呼子町

女郎岩

  • 福井県大野市
  • 愛知県東栄町
  • 愛知県宝飯郡赤坂町
  • 大分県久住町

美人石

  • 熊本県御所浦町

早乙女石

  • 山梨県韮崎市
  • 岡山県新見市

おなご石

  • 新潟県上川村

美女石

  • 神奈川県横浜市
  • 静岡県沼津市
  • 長崎県厳原町

比丘尼石

  • 長野県長野市
  • 長野県埴科郡坂城町
  • 長野県上木内郡戸隠村
  • 静岡県静岡市

巫女石

  • 岩手県遠野市
  • 静岡県佐久間町
  • 愛知県南設楽郡鳳来寺
  • 岡山県御津郡下加茂村

のの石

  • 長野県立科町

小町石

  • 宮城県鳴瀬町

縁切石

  • 長野県松本市
  • 長野県飯山市

身投石

  • 京都府宮津市
  • 奈良県大宇陀町
  • 岡山県岡山市
  • 広島県福山市

稚児岩

  • 福島県霊山町
  • 新潟県糸魚川市
  • 福井県大飯町
  • 京都府京都市伏見区

童児岩

  • 岩手県東磐井郡藤沢町

山姥石

  • 静岡県豊田村
  • 徳島県半田町

姥石

  • 山形県尾花沢市
  • 宮城県丸森町
  • 福島県磐梯町
  • 栃木県鹿沼市
  • 千葉県白子町
  • 新潟県糸魚川市
  • 長野県佐久市
  • 静岡県沼津市
  • 富山市立山町
  • 岐阜県養老町
  • 岡山県岡山市

ぼなり岩

  • 静岡県静岡市

泣石

  • 岩手県遠野市
  • 新潟県能生町
  • 長野県豊野町
  • 長野県松本市
  • 長野県塩尻市
  • 長野県茅野市
  • 長野県中野市
  • 静岡県静岡市
  • 山梨県双葉町
  • 京都府亀岡市
  • 岡山県一宮町

物貸石

  • 石川県七尾市

腕貸岩

  • 福井県大野市
  • 愛知県瀬戸市
  • 岐阜県高山市

商人石(あきんどいし)

  • 長野県東筑摩郡刈谷原峠

相場石

  • 長野県東筑摩郡

米はかり石

  • 長野県南佐久郡

塩上石

  • 長崎県平戸市

潮さし石

  • 岡山県吉井町

潮涌石

  • 岡山県岡山市

潮満石

  • 岡山県岡山市
  • 高知県幡多郡清松村

硯石(岩)

  • 福島県国見町
  • 福島県二本松市
  • 群馬県箕郷村
  • 長野県佐久市
  • 長野県大町市
  • 石川県鳳至郡穴水町
  • 石川県中島町
  • 三重県度会郡二見町
  • 奈良県山添村
  • 大阪府豊能郡東能勢川村
  • 岡山県美作町
  • 岡山県玉野市

梵字岩

  • 新潟県青海町
  • 新潟県糸魚川市
  • 長野県上田市

蚕石

  • 新潟県守門村
  • 長野県諏訪市

蚕種石(こだねいし)

  • 福島県国見町
  • 山梨県上野原町
  • 栃木県日光市

子種石

  • 三重県松阪市

米喰石

  • 長野県鼎町

雨降石

  • 長野県塩尻市
  • 岡山県落合町
  • 宮崎県東臼杵郡東郷村

雨乞石(岩)

  • 長野県臼田町
  • 石川県七尾市
  • 愛知県蒲郡市

人取石

  • 福島県猪苗代町

殺生石

  • 愛知県岡崎市
  • 岡山県真庭郡勝山町

毒石

  • 静岡県静岡市

化け石

  • 岩手県紫波町
  • 新潟県長岡市
  • 新潟県能生町
  • 長野県飯田市
  • 京都府亀岡市

杓子岩

  • 兵庫県川辺郡広瀬村
  • 岡山県奥津村

波分岩

  • 山形県温海町

戻石(岩)

  • 栃木県日光市
  • 新潟県分水町
  • 京都府亀岡市
  • 大阪府箕面市

捻石

  • 和歌山県岩出町

鯖腐石

  • 佐賀県東松浦郡北波多村
  • 長崎県長崎市
  • 長崎県南高来郡小浜町

炮烙岩

  • 三重県松阪市

矢文石

  • 兵庫県尼崎市

矢立石

  • 長野県富士見町

矢跡岩

  • 福井県清水町

矢疵石

  • 長野県小海町

矢研石

  • 福島県白沢村
  • 鳥取県岩美町
  • 長崎県上県郡上県町

矢置石

  • 岡山県高松町

的岩

  • 岡山県建部町
  • 熊本県阿蘇町

的場石

  • 福島県福島市

試石(岩)

  • 長野県北佐久郡
  • 福岡県遠賀郡芦屋町

にお岩

  • 福島県南会津郡檜枝岐村
  • 和歌山県岩出町
  • 長崎県対馬

八斗石

  • 奈良県吉野郡天川村

血引石

  • 岩手県遠野市

赤石

  • 岩手県種市町
  • 三重県伊賀町
  • 京都府宮津市
  • 和歌山県御坊市
  • 岡山県英田郡

ふいーとう岩

  • 沖縄県国頭郡今帰仁村

夫婦石(岩)

  • 岩手県雫石町
  • 宮城県加美郡
  • 宮城県仙台市
  • 宮城県角田市
  • 長野県上水内郡鬼無里村
  • 長野県東部町
  • 長野県上高井郡高津村
  • 長野県南佐久郡臼田町
  • 長野県諏訪郡平野村
  • 長野県下伊那郡波合村
  • 富山県東礪波郡井波町
  • 石川県津幡町
  • 福井県大野市
  • 福井県上中町
  • 岐阜県各務原市
  • 兵庫県三田市
  • 岡山県一宮町
  • 岡山県成羽町
  • 愛媛県北条市
  • 福岡県前原町
  • 福岡県大牟田市
  • 大分県大分市
  • 宮崎県小林市
  • 長崎県大村市
  • 長崎県下県郡豊玉村
  • 熊本県菊池市

爺婆石

  • 長野県塩尻市
  • 長野県臼田町
  • 島根県羽須美村

雌岩雄岩

  • 福井県池田町
  • 愛知県額田町
  • 岡山県一宮町

月石

  • 長野県塩尻市

口張石

  • 徳島県麻植郡木屋平村

人岩

  • 東京都八丈町

鉞石

  • 秋田県大館市

盗人岩

  • 長野県生坂村
  • 兵庫県山崎町
  • 岡山県柵原町

がんどう石

  • 長野県小海町

聲石

  • 愛知県旭町

鬢垂石

  • 長野県塩尻市

馬盥石

  • 長野県丸子町

穴一石

  • 新潟県分水町

鉾立石

  • 静岡県富士宮市
  • 滋賀県長浜市
  • 岡山県津山市
  • 福岡県御幸町

笏立石

  • 三重県度会郡

旗立石

  • 長野県南佐久郡臼田町
  • 静岡県松崎町
  • 静岡県焼津市
  • 兵庫県神戸市兵庫区
  • 兵庫県三田市
  • 広島県府中市

物見岩

  • 長野県諏訪郡
  • 静岡県静岡市
  • 愛知県北設楽郡設楽町

思案石

  • 神奈川県相模湖町
  • 山梨県東山梨郡大和村

福石

  • 神奈川県江島下宮
  • 神奈川県横浜市金沢区

念仏石

  • 京都府相楽郡木津町
  • 福岡県早良村

座頭石(岩)

  • 山梨県甲府追手先
  • 愛知県北設楽郡設楽町東納庫

聖石

  • 岡山県苫田郡勝部村

焼餅石

  • 長野県塩田町

団子石

  • 福島県小野町
  • 山梨県双葉町
  • 福井県福井市


2020年4月19日

弁慶石(京都府京都市)


京都府京都市中京区弁慶石町

京都市内の繁華街に今もあり、弁慶石町の地名由来となる石。
新京極通(南北)と寺町通(南北)の間の三条通(東西)の道沿い、ビルの敷地の裾に隠れるようにたたずむ。



弁慶石の沿革を、伝承に沿ってまとめてみよう。


  • 武蔵坊弁慶が生前に大切にしていた石。
  • 弁慶の死後、石はそのまま奥州高館にあった。
  • やがて、この石が「三条京極に行きたい(三条京極は弁慶が幼少に育った所という)」と発声鳴動し、付近に熱病が蔓延し人々は畏怖した。
  • そこで享徳3年(1454年)、この石を三条京極に安置した。


ポイントは、石自体が明確な意思を持って霊力を発動していること。
それに対して、当時の人々が畏れを抱いており、「安置」という祭祀行為により鎮撫している。

弁慶という人物は後世の語りによって、伝説的な聖者と化している。
その聖者の元来は愛玩石に過ぎなかったものが、死後、聖者の痕跡となって聖性を帯びた。
聖性を帯びた結果、石自体が意思をもつ主体的存在に成長した、あるいは、元々意志を持つ石だが弁慶の個人的な愛玩により神聖視の域に至らなかった石が、死後、周囲の者からは神聖視されたと解するべきか。

もちろん、弁慶伝説を残す旧跡は全国各地無数のようにあることを考えると、弁慶石の伝説も後世の付会と考えるのが自然であるが、伝承上における人々の岩石に対して込めた歴史物語は、伝説創造時の人々の心理の投影であり、その意味で歴史資料たりうる。

現在はどうかというと、弁慶石の周りを河原石で敷き詰め大切にされていることは間違いないが、それは祈願の対象としての扱い方ではなく「旧跡名所」的な保存のされ方である。
実際、賽銭箱・線香・鎮花などの祭祀行為を示すものはなく、唯一、石碑と銘板を建ててこの石が町名の由来である啓発行為が見られるのみである。

どうやら弁慶石は当地の安置によりおとなしく鎮まったようであり、祭祀の必要はなくなり、 現在は町の歴史を偲ぶ記念物になったのだと考えられる。

参考文献


  • 竹村敏則 1984 『洛中』(昭和京都名所図会5) 駸々堂出版