2020年2月25日火曜日

女夫岩町の女夫岩(京都府京都市)


京都府京都市北区上賀茂女夫岩町 柊野小学校校内

町名にもなっている女夫岩。
京都新聞1999.2.27付記事「女夫岩」(岩石と語らう76)で知った。

岩は現在、柊野小学校の校内に残っている。
小学校の方に見学を許可いただき、岩の場所へ案内していただいたところ、岩は中庭にあった。




女夫岩の名のとおり、2つの岩が顔を出している。
岩の高さはいずれも1.5mほどで、5㎡ほどの胴回りをもつ。

女夫岩に関して、小学校ではこれといった資料は見当たらない(詳しい人がいない)とのことなので、女夫岩の由来・情報については先述の新聞記事に拠ることになる。
注目すべき点をまとめると、


  • 女夫岩に関する、詳しい縁起や伝承などを伝える古文献などは見当たらない。
  • 昔(時代不明)、鴨川が氾濫を起こし、その水が引いた後に現れた2つの岩がこれである。
  • 女夫岩の名の由来は、その岩の外見が伊勢の夫婦岩に似ていることから、地元の人が呼んだもの。
  • 当初は、注連縄をして信仰対象としていたという。
  • 岩の近くから水が湧き出していたという(今はない)。
  • 白蛇がここで見られたという。
  • 柊野ダム(鴨川上流)にある岩と女夫岩は、地中で1つの岩としてつながっているという話がある。よって女夫岩を叩くと、ダムの岩でも音が鳴るという。


ダムの岩とつながっているというのは別として、2つの岩は地中で1つの岩塊になっている可能性はある。

今、信仰対象として見る人はいないが、学校が作られた時も取り壊されずに大事に保存され、町名の由来にもなり、子供達の遊び場でもあるのだろう。
地元ではとても愛着を持って大事にされている岩と言えそうだ。

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