2017年2月6日月曜日

【情報募集中】探しています

岩石信仰・岩石祭祀の調査を続ける中で、いくつかの所在地について疑問や謎を残したままになっています。
ここに私が今まで関心を抱き続けてきた不明点をまとめておき、いつか真相を知る地元の方や当事者の方にこのページ上で出会えることを祈ります。

本記事のコメント欄、あるいはページ下部にあるお問合せフォームから、下記の案件に関わる情報をお持ちの方はご投稿いただけると嬉しいです。

「猪俣の七石」の正確な所在地(埼玉県)


埼玉県児玉郡美里町猪俣にあるという、こぶ石・鏡石・福石・爺石・姥石・唸石・櫃石の七石。「猪俣の七名石」とも呼ばれる存在です。
このうち、こぶ石の場所だけは把握していますが、それ以外の六石の正確な所在地、あるいは現況をご存知の方、お教えください。

猪俣の七石の一つ「こぶ石」

「駒ヶ岳山頂古代祭祀遺跡の岩垣」とは何か?(神奈川県)


箱根駒ヶ岳の山頂に箱根元宮がありますが、そこに接して「駒ヶ岳山頂古代祭祀遺跡の岩垣」と呼ばれる一画があります。
ブロック状に切り出された直方体の巨石がゴロゴロ散らばっているエリアで、いわゆる岩石の祭祀遺跡としては他の類を見ない特異な場所です。
この巨石群がこのような形になった経緯をご存知の方がおりましたら教えてください。

箱根山の岩石信仰(神奈川県足柄下郡箱根町)

八嶽山神社の裏山にある天宮神社と妙見神社の詳細(山梨県)


山梨県山梨市山根に所在。
天宮神社が八嶽山神社の奥の院に当たるのか。妙見神社へのルートと現地に行かれた方の情報をお待ちしています。


→2017.2.10追記 本記事コメント欄にて情報提供をいただきました。ありがとうございます。引き続き当地の歴史の詳しい情報を募集しています。


設楽町名倉の数々の岩石信仰情報(愛知県)


旧・名倉村には「岩クラ」や「石神」地名など、岩石信仰に関わる場所が多く残り、戦後まもなくの諸文献では断片的な報告がされていました。
現代ではそれらの多くは記憶から失われ、自治体史にも精々、碁盤石山の情報が載るくらい。大名持の磐座の山の神などがあるといわれる大名倉地区は、2026年の設楽ダム完成に合わせて水没の予定であり、その歴史は風前の灯火です。
この数年の動きが勝負です。名倉の地元の方々をご紹介いただき、些細な情報でもお寄せください。
文献記録の詳細は下記リンクにまとめました。

愛知県設楽町名倉(大名倉・東納庫・西納庫)における岩石信仰の文献調査

尾張本宮山と相澤山に環状列石があったという話(愛知県)


愛知県犬山市の本宮山頂と相澤山頂には環状列石があり、この石柱を麓の大縣神社に移してまつっていたが、永正年間と万治二年の火事により所在不明となったという楽田古文書会の会長の話が、当サイトの掲示板に過去投稿されたことがあります。
信憑性は定かではありませんが、他ではまったく見聞きしない話であり興味深いのでここに転載しておき、さらなる詳報を待ちます。

尾張本宮山   Follow: 244 / No: 243 [返信][削除]
 投稿者:かずゆき。  02/08/26 Mon 22:22:44

    はじめまして。
    相澤山頂と本宮山頂には環状列石があったそうです。
    また大縣神社と本宮山は永正年間および万治二年に
    火事で焼け落ちており、その際に社殿に祀つられていた
    石柱(山頂の列石をおろし神体とした)は不明となって
    しまったそうです。

    元犬山市教育委員
    楽田古文書会 会長 小澤重功氏談

相澤山の中腹、おそそ洞と呼ばれる場所にある奥宮の御社根磐

小牧山の観音洞にあるという七ッ岩の位置(愛知県)


2010年頃、当サイトの掲示板でチェリーさんと共に、愛知県小牧市の本石(七つ石ともいいます)の所在地について文献・現地情報収集などをおこないましたが、現時点で特定できていません。
ならびに、小牧山にはストーンサークルがあったという説があり、巨石文化に関心を寄せていた民族学者の鳥居龍蔵博士が言及したこともありましたが、これの情報出所と実体、そして現況or消滅時期も情報募集中です。
最近、小牧山城から巨石の石列跡が検出され、来場者への示威に用いていたのではないかという説が出ましたが、これとの関連性も気になるところです。

小牧山麓の間々観音に掲示されている七つ石の由緒板(チェリーさん撮影)

→2020.12.18 鳥居博士の小牧山ストーンサークルの出典を確認。

→「ストーンサークル」の写真掲載を確認。

→観音洞の位置を確認。

真清田弘法について(愛知県)


愛知県名古屋市千種区の覚王山日泰寺の境内にある真清田弘法の中には、今もまだ石がまつられているのかどうか。
この石は、愛知県一宮市の真清田神社の本殿裏に土壇状にまつられていた神体石だったという逸話があります。詳細はリンク先をご参照ください。

日泰寺と真清田神社からかつて頂いた回答は、後世の資料に沿った表面的なものでしたので、今一つ正確性が期待できず、当時を知る話者の方にお会いしたいです。
真清田弘法を定期的にお経をあげにくる世話人の方がいるらしく、その方に一度お話を伺ってみたいと思っています。その方をご存知の方ががいればご紹介ください。

真清田弘法について詳しい方熱望

→2019.6.24追記:毎月1日の朝7時~9時頃(おそらく三明神社の祭祀の関係)に願い出れば、本殿裏の土壇を拝観できる可能性があるかもしれないということです(確約ではないので注意)

多度山の上冠石と下冠石の違いをご存知の方(三重県)


三重県桑名市の多度大社の裏山である多度山中には五箇神石という五石があり、その一つである冠石は、上冠石と下冠石の二体に分かれているという説があります。
多くの場合、冠石と一つに包められて話がなされることが多いので、この二体の所在地が特定できておらず、ご存知の方はお教えください。

多度山中にある巨岩の一つ。私は下冠石ではないかと推測していますが未確定。

四日市市貝家町の「なぞの石神」をご存知の方(三重県)

くわしくは「内部の『なぞの石神』 第1次調査」をご覧ください。
貝家町在住の方、ご存知でしたら私に連絡してくださいね!

→2019.6.24追記:発見しました!「内部の「なぞの石神」は現存した」に詳報を記しました。
石の歴史については不明点もまだ多いので、ご存知の方はお教えください。

なぞの石神(2019年特定)


川上山若宮八幡宮の北方の山中にある燈明石と雨乞社(立岩さん)の所在地(三重県)


三重県津市美杉町川上。詳細はリンク先で書きました。
web上はもちろん、文献上でもおそらくほぼ出回っていない場所です。
それだけに、記憶の消失が危ぶまれます。
正確なアクセスルート、あるいは、地図上での位置を落とせる方に出会えることを待ちます。

雨乞社(立岩さん)へ取りつく入口と思われる逢神橋


瓦屋寺御坊遺跡の現在地(三重県)

滋賀県八日市市の瓦屋寺山の坐禅石の前から見つかった古墳時代の祭祀遺跡。
この坐禅石が特定できないため、遺跡の位置も現地で確定できていません。ご存知の方、情報をお待ちしています。


瓦屋寺境内に露出する岩崖。これではないようです。

→遺跡現地写真を確認。

大岩山銅鐸出土地近くにある「ネコ岩」(滋賀県)


滋賀県野洲市の銅鐸博物館の西に、立岩をまつった場所があり、今も祭り場として手入れが行き届いています。「ネコ岩」という名前がついているという説がありますが、一方でそうではないという地元の方の声もあり、この立岩についての詳細と、ネコ岩が別にあるとしたらその場所をご存知の方を探しています。

ネコ岩?

京都の四岩倉の初出文献について(京都府)


平安京の四方に、桓武天皇が一切経を埋納した北岩倉・東岩倉・西岩倉・南岩倉があるという話がありますが、この話の出処がいまひとつはっきりしていません。いつ頃のどの文献まで起源をさかのぼることができるのか、初出文献をご存知の方はぜひ教えてください。

京都「四岩倉」伝説について

与喜山の歴史(奈良県)

藤本浩一『磐座紀行』(向陽書房 1982年)掲載の写真

上の場所を約15年、10回にわたる踏査で探して見つかりませんでした。
1人では限界を感じており、合同踏査していただける方、大歓迎です。

→2017.3.30追記 上の場所についてgoogle+上で情報提供をいただき、現地を確認することができました!ありがとうございました。

さらにひきつづき、与喜山についてのあらゆる情報を募集しております。
特に、与喜山の山中の地名や旧跡をご存知の方、また、与喜山にかつて聖地整備を行った杉髙講という集団の歴史について、記憶・情報をお持ちの方を探しております。 

これまで与喜山について調べたことはリンク先にまとめていますので、参考になさってください。


宇陀市榛原内牧の「磐境」情報(奈良県)


昭和12年発行の『奈良県宇陀郡内牧村に於ける皇租神武天皇御聖蹟考』によれば、高城岳を中心とした内牧地区に磐境、神籠石、ストーンサークル、立石、岩窟などとみなされた数々の岩石信仰と思しき地があったことが記録されています。
しかし、その後、これらの場所は人々の関心外に置かれたまま今日に至っているようです。現地のことをご存知の方は情報を待っています。

宇陀市榛原内牧の岩石信仰の場まとめ


「のうが高原」情報(広島県)


広島県廿日市市のうが高原には、多数の奇岩怪石群が存在しており、超古代文明ブームでいくつかの名前も付けられました。
そのために、なにが元々つたわる名称・伝承で、どれが後付けされた名称・創作話なのかが見分けがついていません。巨石群について言及した古文献があるのか、について関心を抱いています。
あわせて、のうが高原が時折、再建に向けて工事をしているなどのうわさが飛んでいますが、一向に復活の兆候がありません。もし関係者の方がいらっしゃいましたら実情をお教えいただけると、私含め全国各地の のうが高原隠れファンが喜びます。

→2019.6.24追記:コメント欄にて、のうが高原2019年現在の情報を提供いただきました。メガソーラー施設を開発中ということで、巨石群の安否が気になるところです。


交差点「浜新方」南側にある岩石について(佐賀県)


佐賀県鹿島市浜町の路傍にまつられているこの岩石について、名称や来歴などをご存知の方がいらっしゃいましたらお教えください。

佐賀県鹿島市浜町の岩石祭祀事例(佐賀県鹿島市)



「~の七石」の新情報(全国)


  • 小鳥崎の七ッ石(岩手県北上市)
  • 熊野神社の七ツ石(栃木県下都賀郡壬生町七ツ石)
  • 小野寺七石(栃木県栃木市岩舟町小野寺)
  • 吾妻七つ石(群馬県吾妻郡中之条町)
  • 七ツ石雷電神社の七ツ石(群馬県前橋市) 
  • 猪俣の七石(埼玉県児玉郡美里町猪俣)
  • 慈光七石(埼玉県比企郡ときがわ町)
  • 堅破山の七奇石三瀑(茨城県日立市)
  • 弘明寺の七ツ石(神奈川県横浜市南区弘明寺町)
  • 三浦七石(神奈川県三浦市)
  • 石楯尾神社周辺の七奇石(神奈川県相模原市緑区佐野川)
  • 箱根七石(神奈川県足柄下郡箱根町)
  • 河口湖の七ッ石(山梨県南都留郡富士河口湖町)
  • 七ッ石神社(山梨県北都留郡丹波山村)
  • 岩村田七石(長野県佐久市)
  • 桑山の七つ石(長野県佐久市 旧南御杖村桑山)
  • 清川の七つ石(長野県佐久市 旧田中村清川)
  • 諏訪七石(長野県諏訪市・茅野市)
  • 矢ヶ崎村七石(長野県茅野市)
  • 有賀峠の七石(長野県上伊那郡辰野町)
  • 菅の台/駒ケ根の七名石(長野県駒ケ根市)
  • 切石の七妙石(長野県飯田市)
  • 三島七石(静岡県三島市)
  • 土山の七名石(岐阜県各務原市那珂)
  • 間々観音の七つ石/七ッ石/七ッ岩(愛知県小牧市)
  • 七つ石(愛知県一宮市)
  • 八雲神社の七つ石/北斗さん(三重県松阪市笠松町)
  • 庭内七奇石(三重県松阪市岩内町)
  • 那智の七石(和歌山県東牟婁郡那智勝浦町)
  • 甲陽七岩名所(兵庫県西宮市)
  • 智者ヶ峰の七奇石(熊本県菊池市)

※加茂七石(京都府京都市)は鴨川で採れる七種類の名石なので若干意味が異なる。
※阿蘇七鼻八石(熊本県阿蘇)なる、八石で括るものもある。
※1対1体に固有の名称がない「七つ石」も含む。

上記箇所の他に、ご当地七石の言い伝えがあればぜひお知らせください。
個人的には、七石文化が東日本に偏り、西日本からあまり聞かれないのが興味津々です。

→2017.2.12追記 堅破山の七奇石三瀑の情報をいただきました。ありがとうございます。
→2019.1.7追記 有賀峠の七石、菅の台/駒ケ根の七名石、阿蘇七鼻八石の存在を確認。
→2019.8.21追記 甲陽七岩名所の存在を確認。
→2019.11.13追記 桑山の七つ石、清川の七つ石、庭内七奇石を追加(『日本伝説名彙』より)
→2020.1.6追記 石楯尾神社周辺の七奇石(正式名称は不明)を追加。
→2020.12.30追記 切石の七妙石を追加。
→2021.2.12追記 智者ヶ峰の七奇石を追加。
→2022.2.6追記 小鳥崎の七ッ石を追加(出典)。
→2022.6.9 岩村田七石を追加。


 ※新たな募集事項・情報提供があった場合は、本ページに随時追加いたします。


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